腰痛

igaiga-99

腰痛は、多くの人が抱える非常に一般的な症状であり、平成28年度の厚生労働省の調査では、男性で1位、女性で2位、全体でも最も多い自覚症状とされています。主な原因は、腰椎(腰骨)の椎間板や椎間関節の老化(退行性変化)によるもので、不良姿勢が重なると症状が悪化しやすくなります。

また、特別な病気が腰痛の原因となる場合もあります。代表的なものには、腰椎椎間板ヘルニア、脊椎分離症・すべり症、腰部脊柱管狭窄症が挙げられます。さらに、悪性腫瘍の転移、化膿性脊椎炎、脊椎カリエス(結核)、外傷(圧迫骨折)、脊柱後弯症なども腰痛を引き起こすことがあります。

多くの腰痛は1~2週間程度で自然に和らぐことが一般的ですが、以下の場合は注意が必要です:

  • 起き上がれないほどの激しい痛み
  • 痛みが長期間続く
  • 腰痛に加えて下肢の痛みやしびれを伴う

これらの症状がある場合は、特別な疾患の可能性があるため、早めに専門医の診察を受けることをお勧めします。当院では、腰痛の原因を的確に診断し、最適な治療を提供していますので、気になる症状があればご相談ください。

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